【もしも結婚式に大型台風がやってきたら】予備知識まとめ

2019年は、関東地方に大型の台風が数多くやってきたことは記憶に新しいと思います。
特に、甚大な被害をもたらした、台風19号が関東地方を直撃したのは、10月3連休の初日、土曜日で、
翌日の日曜日は、3連休中日で「大安」ということもあり、どの結婚式場も1年で1、2を争う人気DAYでした。
土曜日は、大型量販店やスーパーも閉店し、午後からは電車も「計画運休」となり、交通網も麻痺。

もし、あなたの結婚式の前日や当日に、台風が直撃したらいったいどうなるのでしょうか?
本来、式場の規約によって定められているので、式場により様々ですが、ベースとなる考え方をお伝えしたいと思います。

CASE1:物理的に不可能な場合

台風によって、
✓式場の建物が破損してしまった
✓式場が断水・停電などライフラインがストップしてしまった
などの事態が起こり、開催が物理的に不可能な場合。

この場合、
・会場側はサービスの提供ができないため、新郎新婦に代金を請求しない(支払い済の場合でも返金する)
・一方、会場側にも責任はないので、新郎新婦も会場に賠償等は請求できない
ということになります。

※もし、こういった場合に関する“別の約束”が式場と新郎新婦間で締結されていれば、そちらが優先されますが、
無い場合は民法536条第1号に、“当事者双方ともに責任がなく、サービスの提供ができなくなった時は(サービス提供側は)代金を請求する権利をもたない”という条文があるため、これが適用されます。

CASE2:物理的には開催は可能。でも式場側が「開催せず」と判断した場合

2つ目は、建物の被害もなく、食材も用意が出来て、スタッフもそろっているけれど、
式場側が「この暴風雨の中(この状況下で)式場として開催をしていいのか」検討し、「開催せず」と判断した場合。

新郎新婦もそれに合意

これは、合意の上での日程変更、もしくは合意の上で解約という形になりますね。

新郎新婦は「やりたい」となった場合

式場は新郎新婦との契約上、業務を提供する義務がありますので、開催しなければなりません。
(契約の際に説明される「規約・約款」の中で、「~な状況下では式場の判断で中止を決定できる」等の記載があれば、そちらが適用されます)
ただし開催する場合でも、結婚式の途中での停電のリスクや、料理提供が最後まで行われないリスクなど想定されるので、そういったことも踏まえた上で、双方で慎重に判断しなければならないですね。

CASE3:物理的には開催は可能。式場側も「開催」、ただし新郎新婦が「やりたくない」と判断した場合

3つ目は、建物の被害もなく、式場側は食材も用意が出来て、スタッフもそろっているため「開催可能」と判断。
ただし、新郎新婦側が、「こんな天気の中開催したくない」となった場合、
基本的には「お客様都合のキャンセル・日程変更」と判断されるため、
キャンセル料や日程変更料を支払わなくてはなりません。

但し、これも契約の際に説明される「規約・約款」の中で、「誰がどんな状況下においては、中止・日程変更を判断できる」という取り決めがあれば、それにのっとった対応となります。

開催をして欠席者が多く出た場合、料理や飲み物の費用はどうなるのか


いざ、開催する決めた場合でも、電車が停まっていて来られないなど、参加するはずだったゲストが欠席されることが予想されます。
その場合、料理や飲物・引出物など、すでに用意してしまったものの費用はどうなるのか、と思いますよね。

これに関しては、基本的に式場側は、こういった災害の時であってもなくても、
ゲストがきちんと当日参加するのかどうかまではコントロールできない、その責任を負っていないので、
式場から新郎新婦へ、欠席の方分の返金・減額は義務ではありません。
つまり、欠席になった方分も新郎新婦は支払いをしなければなりません。

ただし、式場が厚意として減額・返金の対応をした、という話は台風19号の際にも耳にしました。

新郎新婦が式場に対してすべき確認

こういったことは、今やどのエリアであっても、どの季節であっても、起こりえることです。
万が一の時に、嫌な思いや不安な思いをなるべくしないよう、
式場との契約時に(もし契約してしまっている場合は今からでも)、自然災害の際の取り決めについてもしっかり確認をされることが一番大切です。
契約時には、約束事が記載された「規約・約款」というものが必ず説明されます。そこに災害時についても記載があれば安心ですが、なかった場合は対応を確認し、契約書に特約事項として記載をしてもらうと安心ですね。

結婚式総合保険

締めくくりに・・・
結婚式にも「保険」があること、ご存知ですか?
「車」や「家」など、安くない買い物には保険がつきものです。

もし、結婚式直前に新郎がインフルエンザになってしまったら?
もし、結婚式直前に妊娠中の新婦が入院することになってしまったら?

基本的には、式場のルールに従って日程変更料や、場合によってはキャンセル料を支払わなければなりませんが、
でも、保険に入っていれば補償が受けられて、改めて結婚式を行うことができます。

結婚式の総合保険を扱っているのは、↓こちら【あそしあ少額短期保険】です。

引用:http://associa-insurance.com/product/wedding.html

この保険では、
地震・台風・火事などの災害でおふたりのうちいずれかの方のお住いの家屋が半壊以上、または家財に100万円以上の損害が生じたことを理由とするキャンセルも対象となっています。

保険は、結婚式の規模にあわせて3種類あり、
【保険料1万円】150万円まで補償
【保険料3万円】500万円まで補償
【保険料5万円】850万円まで補償

遠い先の日程である場合も多く、高額な買い物だからこそ、安心して当日を迎えるために、オススメです。

[ 【もしも結婚式に大型台風がやってきたら】予備知識まとめ ]結婚式場探し,結婚式準備,花嫁講座2019/11/12 14:59